鮎釣りの方法

鮎釣りの方法としては、大きく分けて二等理の方法が在ります。

第1・・・・・現在多くの釣り人が行う、引っ掛け釣り{コロガシ釣り、トモ釣り、ポカン釣り}
第2・・・・・魚{鮎}の口に針を食わせる本来の釣り{ドブ釣り、流し釣り、エサ釣り}

HP及び私の製作針は第2の流し釣りに属し、この釣り方は円すい形発砲ウキを用い自らが小さな流れを作り鮎毛鉤を6~7本連結し上流より下流えと流し水面 上に浮かせ、水生昆虫に似せて釣る方法幼鮎には良いのですが、成鮎には向かないと言う欠点が有ります。
水中の鮎を釣り方法が昔ながらのドブ釣りです、この釣りは多くの諸先輩方に愛され、その針数{種類}も約3000種類以上とも言われています、この2種{釣る方法}の中間に位置するのが`チンチン釣り`です
鮎毛鉤を2~4本連結し下部にガン玉を付け、胴付仕掛けとして玉ウキの不定期な変化、沈み込み等を見分け釣る方法で幼鮎、成鮎共に針が狩りします。
この釣りの変化として発展して来たのが、バケ針によるチンチン釣りです。
高価な鮎毛鉤を購入するのが大変だった為、他に何か良い方法は無い物かと考え昭和38~昭和43年頃にかけて、熱海{和田川}の汚れに伴い、川底に発生したユスリカの幼虫{赤虫}を鮎が追うのを見て
地元、数人の勇姿が針に赤い絹糸を巻き釣りだしたのが初めとも言われ、針に赤い糸を巻く`お化け針`として知れ渡り、後に`お化け針`が単純な`バケ針`と言われる様になりました。
その後、伊東{伊東大川}、湯河原{千歳川},小田原{早川}へと広まり独自のバケ針が発展しました利点としては、鮎毛鉤使用とは違い釣行の時間帯、濁り等に寄り使い分ける心配が無いと言う魅力です